季節と花の色のこと
本日、東北と北陸地方の梅雨入りが発表されましたね。雨の雫をたたえて輝く紫陽花の色が美しい季節になりました。ピンクやライトブルーの優しい彩りが心をなごませてくれます。

季節と花の色には、いくらかの特徴がある様です。春には黄色やピンク。夏には白が基調の淡い色。秋には鮮やかな紫など。特定できる範囲ではありませんが、確かに「春の菜の花や福寿草」「夏のクチナシや紫陽花」「秋の桔梗」など、印象的な花々が思い起こされます。

花々が贈る自然からのメッセージ
花の使命は、その季節の自然の中でどれだけ目に鮮やかに映るかどうか。魅力的な芳香を放つかどうか。そこで、ミツバチなどの虫たちを花に寄せて受粉を促す事。それは、お花が贈る自然のメッセージです。

新緑の季節には淡い緑に映える鮮やかな色を。緑が濃くなる夏には、逆に淡い色調の方がくっきりと花の色を主張します。それぞれの花の香りは、色や形状にあいまったものと感じます。

自然の営みの力強さは、季節の花の色と香りからも感じる事ができます。

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今度の週末には、しっとり〝紫陽花散歩”など、楽しんでみてはいかがでしょうか?

Satsuki